浄化槽とは
生活排水と合併処理浄化槽
私達は米のとぎ汁、みそ汁やラーメンの残りのスープ、食べ物のかすなどを何気なく捨ててしまっています。
その結果が、近くの川や湖沼、海などの大きな汚濁源になっているのです。
子供が残した1杯のみそ汁を流すと、魚が棲むことができる水質を取り戻すためには浴槽(300リットル)4.7杯分の水が必要です。
汚れの程度が高ければ高いほど、その汚れを希釈するためにたくさんの水が必要になることがわかります。
また、希釈したとしても、汚れの絶対量が減るわけではありません。多少の汚れは自然の浄化作用できれいになります。
しかし、現代の豊かで快適な暮らしでは、ためらいもなくものを捨て、汚れを流すことが普通になっており、自然の浄化能力をこえてしまっています。
そこで、生活排水をあわせて処理してしまう「合併処理浄化槽」が、大いに役立つことになります。
子供が残した1杯のみそ汁を流すと、魚が棲むことができる水質を取り戻すためには浴槽(300リットル)4.7杯分の水が必要です。
汚れの程度が高ければ高いほど、その汚れを希釈するためにたくさんの水が必要になることがわかります。
また、希釈したとしても、汚れの絶対量が減るわけではありません。多少の汚れは自然の浄化作用できれいになります。
しかし、現代の豊かで快適な暮らしでは、ためらいもなくものを捨て、汚れを流すことが普通になっており、自然の浄化能力をこえてしまっています。
そこで、生活排水をあわせて処理してしまう「合併処理浄化槽」が、大いに役立つことになります。
Existence 合併処理浄化槽は水をきれいにします。
合併処理浄化槽を設置することで、きれいな水を身近な環境に返して、日本の豊かな自然を守ることができます。環境の保全にとっては良いことづくめですが、そのためには合併処理浄化槽を設置した後の維持管理がきちんとされなければなりません。
汚水の中の汚物を浄化する主役は、浄化槽の中のたくさんの種類のバクテリアや原生動物などの微生物です。
浄化槽内はそれら微生物が活動しやすい環境に整えられています。
そのため、汚物は活発に分解、浄化され、その後浄化された水だけが放流され、汚泥はそのまま浄化槽の中に残ります。残った汚泥は、年に1回、専門の清掃業者によって引き出す必要があります。
汚水の中の汚物を浄化する主役は、浄化槽の中のたくさんの種類のバクテリアや原生動物などの微生物です。
浄化槽内はそれら微生物が活動しやすい環境に整えられています。
そのため、汚物は活発に分解、浄化され、その後浄化された水だけが放流され、汚泥はそのまま浄化槽の中に残ります。残った汚泥は、年に1回、専門の清掃業者によって引き出す必要があります。
Type & Construction 合併処理浄化槽の種類と仕組み
汚れには、固形物のものと水に溶解しているものとがあり、固形物は沈澱させ、溶解しているものは微生物の働きで浄化させます。浄化槽はこの沈澱分離作用と水中の微生物の働きを利用して汚水を浄化します。
微生物に汚水中の汚物を食べさせて、きれいな水にするわけです。
微生物に汚水中の汚物を食べさせて、きれいな水にするわけです。